押尾コータローのギブソン 3
押尾コータローさんのギブソンは
L-1 1930年前後
LG-2 3/4 1950年代?
メインはL-1
でも、品数少なくて高い
なので、
狙うならLG-2になりますね
40年代 50万~
50年代 40万~
60年代 30万~
62年ころから LG ⇒ B に名称変更 B: The Beginning ユナ
個人的には60年代に入るとガラッと音が軽くなってしまうので50年代が好き
その辺は年代別に弾き比べていただければと思います
が、コータローさんやるなら50年代までがイイような気がします
で、LG-2はエックスブレーシングらしく非常にしっかり鳴るんですけど、一方のLG-1は何と言いましょうか・・・締まりなく大味で泥臭い感じ?
でも、むしろこっちのほうがギブソンっぽいかも?
弾いてみればわかると思いますけど、これ好きな人はハマりますよ
ブレーシングが少ないので抑えが効いてないから音デカいし
値段もLG-2から各年代で10万引いたくらい安いし
あ、「押尾コータローのギブソン 1」で弾いてたのは50年代のLG-1です
でも、たばこ臭くて部屋中に充満してしまうので手放しました
ま、ギブソンと限らず80年代くらいまではたばこ臭いアコギが多いですよね
でも、やっぱ50年代のLG-1がほしいです
で、もうちょっとギブソンについて突っ込んで調べてみると
OEMっちゅーのがあるらしい
KALAMAZOO KG 14 1930
EPIPHONE CABARELLO FT 30 1966
おぉ! ギブソンそっくり!
EPIPHONEは10万~
Kalamazooは20万~
とっても軽くてよく鳴ります
それと、当時のKALAMAZOOを再現したのがWaterlooですね
いくつかのバージョンがありますが大きく分けると
ジョイントが12Fと14F
ブレーシングがエックスとラダー
トラスロッドの有無
色違い
4本弾いてみましたが、ぜんぜん「KALAMAZOO」ではないですね
エックスのほうはふつーに鳴ってるけどラダーのほうはキレイに鳴りすぎ?
もうちょっと荒っぽさ、いい加減さが表現されてるのかと思ってたのに、そこはコリングスでさえ再現できないんだと感じました
やっぱりヴィンテージを求めるなら素直にヴィンテージ買うしかない
で、これ書いてて思い出したんですけど・・・
60年代の春日楽器
ヤフオクで6本くらい手に入れてたと思いますが正確な品名は思い出せないけど、KASUGAのFとかWから始まる型番
サイドバックがマホガニーでゼロフレット
確かにラダーっぽい鳴りだった
ただ、コンディションが悪いのでしっかり調整しないと鳴ってくれません
1本だけネックアイロンしてもらったことがありますが
めちゃイイ材使ってますね これは鳴りますよ って言われました
ある程度のスキルがあるなら春日楽器で遊ぶのもイイかもしれませんよ
それと、
60~70年代前期の ヤマハ FG150 FG180
ブライト系ではなくてこの年代は泥くさ系です
FG110はサイドバックがメイプルですがこれも面白い
他にも探せばいっぱいあるんでしょうけど、自分が経験した限りでは下手に近年コピーモデルよりもコンディションの良い合板のほうがそれっぽいような気がしました
近年ギブソンの復刻版は全滅っぽいですがヒストリック・コレクションはよかったです
だいぶ昔に弾いたので正確な型番は忘れてしまいましたが、たしかトップがアディロンで指板とブリッジがマダガスカルローズ、ニワカ接着でファイヤーストライプのピックガードとなかなかの気合で中古で30万くらいだったような気がします
ギブソンの話ダラダラでした (@^^)/~~~